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おうぎびさし
ふりがな文庫
“おうぎびさし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
扇廂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扇廂
(逆引き)
四
重層
(
じゅうそう
)
から
櫓下
(
やぐらした
)
まで落ちて
微塵
(
みじん
)
となる五体を、咄嗟、猫足のごとく納めたかと思いますと、日本左衛門の影は風を割ッて、
扇廂
(
おうぎびさし
)
の腕木から天守番役所の屋根の一端へと、ヒラリと躍っておりました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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