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えりぼたん
ふりがな文庫
“えりぼたん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
襟釦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襟釦
(逆引き)
婦人が人と争ふのに、剣の代りに舌を使つたのはすばらしい発明であるが、その
故
(
せゐ
)
で彼等は
襟釦
(
えりぼたん
)
のとめどころを変へる必要がなくなつた。
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
私はワイシャツが闇の中に眼立たないように、外套の
襟釦
(
えりぼたん
)
をぴっちりと掛けた。そうしてさあ来いと身構えるには身構えていたが、しかし何だか物足らぬような気がして仕様がなかった。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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