“えだしげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
枝繁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枝繁（えだしげ）き山桜の葉も花も、深い空から落ちたままなる雨の塊（かた）まりを、しっぽりと宿していたが、この時わたる風に足をすくわれて、いたたまれずに、仮（か）りの住居（すまい）を、さらさらと転（ころ）げ落ちる。
草枕 (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)