“うづえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卯杖50.0%
宇津江50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ホトトギス、卯杖うづえ、秋声、日本俳壇など、その頃の俳句雑誌のあらましはあったような気がする。父はぼくが早くからこんな物になずんでいて、また欲しがっていたのを知っていたのだ。
間もなく由平の前に三人の人影が現われた。それは宇津江うづえ帰りらしい村の壮佼わかいしゅであった。壮佼たちは何か面白そうに話しながら通りすぎた。由平はほっとした。
阿芳の怨霊 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)