“いんせいしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
隠棲者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その異相、俗に杓子面しゃくしづらというしゃくれ顔の低い鼻から唇のへんに、何ものとの妥協も知らぬ隠棲者いんせいしゃ独得な孤高のほこりと皮肉にみちた小皺こじわをたたえて、うそぶきすましているのである。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)