“いれこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
入子50.0%
入籠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、いきなり卓子テエブルの上の風呂敷包みを解くと、中が古風にも竹の子弁当。……御存じはございますまい、三組みつぐみ食籠わりごで、畳むと入子いれこかさなるやつでね。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼は旋盤の一端に坐り、両脚を上下に動かして回転軸を前後に回転させ、この粗末で原始的な方法で、非常にこまかい入籠いれこの箱その他をつくる(図207)。