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いひで
ふりがな文庫
“いひで”の漢字の書き方と例文
語句
割合
飯豊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飯豊
(逆引き)
九七
飯豊
(
いひで
)
の菊池松之丞といふ人傷寒を病み、たびたび息を引きつめし時、自分は田圃に出でて菩提寺なるキセイ院へ急ぎ行かんとす。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
ある年の秋
飯豊
(
いひで
)
村の者ども萱を苅るとて、岩穴の中より狼の子三匹を見出し、その二つを殺し一つを持ち帰りしに、その日より狼の
飯豊衆
(
いひでし
)
の馬を襲ふことやまず。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
山口の
辷石
(
はねいし
)
たにえといふ人の家なるは掛軸なり。田圃のうちにいませるはまた木像なり。
飯豊
(
いひで
)
の大同にもオシラサマはなけれどオクナイサマのみはいませりといふ。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
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