“いたいたし”の漢字の書き方と例文
語句割合
痛々敷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日に焼けて、茶色になって、汗のすこし流れた其痛々敷いたいたしい額の上には、たしかに落魄という烙印やきがねが押しあててあった。悲しい追憶おもいでの情は、其時、自分の胸を突いて湧き上って来た。
朝飯 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)