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いくかまど
ふりがな文庫
“いくかまど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾竈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾竈
(逆引き)
宿と云つても、
幾竈
(
いくかまど
)
もあるおほ
家
(
いへ
)
の入口の戸を、邪魔になる大鍵で開けて、三階か四階へ、
蝋
(
らふ
)
マッチを
擦
(
す
)
り
擦
(
す
)
り登つて行つて、やうやう
chambre
(
シヤンブル
)
garnie
(
ガルニイ
)
の前に来るのである。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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