“いいこしら”の漢字の書き方と例文
語句割合
言拵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重吉は突然この窮境に陥り、内心途法に暮れながらも、お千代に対しては以前の会社がほどなく財産整理をして再興するはずだからしばらくの間辛抱してくれるようにと言拵いいこしらえて空しく日を送っていた。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)