“あみばり”の漢字の書き方と例文
語句割合
編針100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女は編針あみばりを休めたまま、子供のように微笑した。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
餘りしんとしてゐるので火網ひあみから落ちる燃え屑の音や、薄暗い部屋の隅でコチ/\鳴る時計の音までも聞えて來た。そして老婆の編針あみばりのカチ/\いふ音までが聞き取れるやうにさへ思はれた。