“あまたに”の漢字の書き方と例文
語句割合
雨谷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お釜の持主である大学生雨谷あまたに君は、なんにも知らず、なんにも考えないで、しきりにいびきの音を大きくしているだけだった。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
見物席のわきたつ中に、きもをつぶして、その場にぶっ倒れそうになったのは、興行主こうぎょうしゅの大学生雨谷あまたにだった。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大学生雨谷あまたには、りっぱな燕尾服えんびふくをつけ、頭髪はとんぼの目玉のように光らせ、それから長い口ひげをぴんと上にはねさせ、あごには三角形のあごひげをはやして
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)