“あぶみごや”の漢字の書き方と例文
語句割合
鐙小屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐙小屋あぶみごやへいらっしゃるのでしょう。留守ですよ、あそこは。神主様は室堂むろどうへ行って、おりません……ええ、先廻りをして見届けて参りました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そうして、わたしはこの鐙小屋あぶみごやを出た時に、明暗二つの世界の中に、浮いたり沈んだりするような心持でありました。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
小梨平には鐙小屋あぶみごやというのがありました。先日、竜之助はお雪の案内で、そこまで散歩を試みたことがあるのです。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)