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あつうじ
ふりがな文庫
“あつうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
惇氏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
惇氏
(逆引き)
そう答えたッておかしくない。だが、
惇氏
(
あつうじ
)
氏は、笑ってこういう。「細川さんへは、貸しがあるんですよ。貸しといっちゃあ、まずいかナ。まア、そんな関係がね」
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それというのも、こんどの旅行中、はからずも
尊氏
(
たかうじ
)
の末裔、足利
惇氏
(
あつうじ
)
氏に会ってしまったためである。半分は惇氏氏のせいだとしよう。大いに語らせねば読者も気がすむまい。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お名前も、足利
惇氏
(
あつうじ
)
さんである。京大では
梵
(
ぼん
)
文学(東大でいう印度哲学科)の教授、学習院時代には、いまの陛下と同級であったという。だからお年は訊かないでもすむ。五十七。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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