“あだんば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
阿旦葉50.0%
阿檀葉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が名も知れない野生の花を摘んでいる間に、仁王は阿旦葉あだんばでラッパを造って吹いていた。この頃私の家にはいろいろの事件がおこった。私の身の上にも多少の変化がおこった。
私の子供時分 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
履物はきものの類では同じ町に見かける阿檀葉あだんば草履ぞうりを挙げねばなりません。よくいぶして海水で洗いますが、これを繰り返すこと二十年にも及ぶものがあります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)