トップ
>
『十勝の朝』
ふりがな文庫
『
十勝の朝
(
とかちのあさ
)
』
機会があったら今一度行ってみたいと思うものは、十勝岳の真冬の景色である。もう五年も前の話になるが、雪の研究のためと言って、二冬続けて、五度ばかりも十勝岳へ行ったことがある。 十勝岳といっても、落着く先は、いつも中腹千メートルあまりの高さの所 …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新風土」1938(昭和13)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
椴松
(
とどまつ
)
硝子
(
ガラス
)
譬
(
たと
)
齎
(
もたら
)