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『おかめのはなし』
ふりがな文庫
『
おかめのはなし
(
)
』
土佐の国名越の長者權右衞門の娘おかめは、その夫八右衞門を非常に好いていた。女は二十二、八右衞門は二十五であった。余り夫を愛するので、世間の人は嫉妬の深い女だろうと思った。しかし男は嫉妬されるような原因を作った事もなかった。それで二人の間には …
著者
小泉八雲
翻訳者
田部隆次
ジャンル
文学 > 英米文学 > 小説 物語
原題
THE STORY OF O-KAME
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
一寸
(
ちょっと
)
何等
(
なんら
)
先
(
ま
)