トップ
>
『高きへ憧れる心』
ふりがな文庫
『
高きへ憧れる心
(
たかきへあこがれるこころ
)
』
人間は大抵平地に住んでいる。それで天とか山とかを仰いで高い所へあこがれる心を、悠久な大昔の野蛮人が既に持っている。高い所に在るものは太陽でも、雲でも、月や星でもすべて美くしいものに感ぜられる。美くしいばかりでなく、気高いもの、偉いもの、神秘 …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
健
(
すこや
)
燦爛
(
さんらん
)
納
(
い
)
闊
(
ひろ
)