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『捨てる文化』
ふりがな文庫
『
捨てる文化
(
すてるぶんか
)
』
日露戦争のとき、東北の田舎の一農夫でロシア側の捕虜になった男があった。本国に護送され、欧州各国を次ぎ次ぎと送られて、数年がかりで、やっと日本へ送還された。 当時の東北の一寒村で、欧州各国の現状を、数年がかりで見て来た男といえば、非常に珍しか …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
勢力
(
エネルギー
)
無料
(
ただ
)
無闇
(
むやみ
)
盥
(
たらい
)