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『夏』
ふりがな文庫
『
夏
(
なつ
)
:
〔私が貧乏で〕
(
〔わたしがびんぼうで〕
)
』
私が貧乏で、旅行としいへば殆んど夏にしかしないからかも知れない、………夏と聞くと旅愁が湧いて来て、却々「夏は四季のうち、自然の最も旺んなる時なり」どころではない、なんだか哀れにも懐しいといつた風で、扨この夏はどうしようかなと思ふと、忽ちに嘗 …
著者
中原中也
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「詩人時代」1935(昭和10)年8月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
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