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『泉先生と私』
ふりがな文庫
『
泉先生と私
(
いずみせんせいとわたし
)
』
私事にわたることを云ふのは寔に恐縮であるが、泉先生は文壇に於ける大先輩であるのみならず、此の春私の娘が結婚するときに媒酌の労を取つて下すつたので、さう云ふ私交上でも一方ならぬ御厄介になつた。式の当日、先生が奥さんとお二人で並んで椅子に腰かけ …
著者
谷崎潤一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文藝春秋 第十七巻第十九号」1939(昭和14)年10月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
の
)
反
(
ぞ
)
労
(
いた
)
臀餅
(
しりもち
)
舂
(
つ
)
蹣跚
(
まんさん
)