『農村から(のうそんから):――失業反対――(――しつぎょうはんたい――)』
——よう戻って来た 娘の手を握りながら 両親は娘一人ふえたこれからの生活を考える 正月だと言って 餅を鱈腹食うて寝ては居れなかった 地主の塀からきこえる 景気のいい餅搗きの音に 餓鬼どもは咽喉をグウグウいわせて駄々をこねた お父うが鍬をかつ …