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『島』
ふりがな文庫
『
島
(
しま
)
』
おーい見えたと マストから、梟みたいに よんでゐる。 そーら島だと ケビンから羽蟻みたいに かけてでる。 ほーう小さいと 円窓に望遠鏡が つきでゝる。 ボーウ、ボーウと サイレンが出船みたいに なつてゐる。 帽子や旗を ふつてゐる。 おーい …
著者
新美南吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「赤い鳥」赤い鳥社、1932(昭和7)年11月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小
(
ち
)
梟
(
ふくろ
)
羽蟻
(
はあり
)
題名が同じ作品
島
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)