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『牧歌』
ふりがな文庫
『
牧歌
(
ぼくか
)
:
恩地三保子嬢に
(
おんちみほこじょうに
)
』
あなたの、お父さんの雜誌に書けといはれた隨筆でも書けたら書かうと思つて、かうやつてけふも森の中へ、例の大きな drawing-book をかかへて、來てゐるのです。僕の住んでゐる屋根裏部屋なんぞにくすぶつてゐるより、森の中でもぶらぶらさ迷つ …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「書窓 第五巻第一号」1937(昭和12)年10月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
斜
(
なぞ
)
後退
(
あとすざ
)
彼奴
(
きやつ
)
揉
(
も
)