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『烙印をおされて』
ふりがな文庫
『
烙印をおされて
(
らくいんをおされて
)
』
右腕の神経痛が始まつたので、私はここ数日床の中で朝夕を送り迎へてゐる。神経痛といつても私のはごく軽微なものであるが、それでも夜間など、一睡も出来ないまま夜を明かすこともある。これは気温の高低に非常に敏感で、そのため夜になつてあたりの温度が下 …
著者
北条民雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
湖
(
みづうみ
)
除
(
と
)
断
(
き
)
根本
(
ねもと
)