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『続重病室日誌』
ふりがな文庫
『
続重病室日誌
(
ぞくじゅうびょうしつにっし
)
』
九月二十四日。 お天気は良いのだが、腹工合はどうも悪い。もう三ヶ月あまり続いてゐる下痢がどうしてもとまらぬのだ。 午後女医のN先生が来診。明日九号病室へ入室なさい、と。これで重病室へ這入るのは三度目である。前は七号で神経痛だつたが、今度は胃 …
著者
北条民雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「文學界」1937(昭和12)年12月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
温
(
ぬ
)
田舎
(
くに
)
集
(
たか
)
詩
(
うた
)