トップ
>
『キフホイザー』
ふりがな文庫
『
キフホイザー
(
)
』
ブロッケンに登つて、麓のシールケに泊つた次の朝、おびただしい鈴の音で目をさまされた。寢臺から這ひ出して窓をあけて見ると、下の川沿ひの道を一人の牧人が、牧場へであらう、牛の群をつれて通つてゐた。これを見ないとハルツの旅の氣分は完成しないやうな …
著者
野上豊一郎
ジャンル
歴史 > 地理・地誌・紀行 > ヨーロッパ
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
後
(
うしろ
)
樅
(
タンネ
)
氣
(
け
)
他
(
ほか
)
飛沫
(
しぶき
)