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『ランプの便り』
ふりがな文庫
『
ランプの便り
(
ランプのたより
)
』
「おや/\、もうランプを点ける頃なの、何とまあ日が短いことだらうね。」 すつかり掃除を済してピカ/\とする台ランプを抱へたユキ子が、静かに私の部屋に入つて来たのを見て私は、驚きの眼を視張つて云ひました。ユキ子は、そのランプを私の机の上に置く …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「若草 第五巻第五号(五月号)」宝文館、1929(昭和4)年5月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
酒場
(
タバン
)
気合
(
けはひ
)
好
(
よ
)
翼
(
はね
)
卓子
(
テーブル
)
覆ひ
(
シエード
)
雪柱
(
つらゝ
)