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『断想』
ふりがな文庫
『
断想
(
だんそう
)
』
人類が、生命の本然によりて掛ける祈願の前に、私共は謙譲であり、愛に満ちてありたい。 あらゆる悲惨の彼方へ、あらゆる不正と、邪悪との彼方へ!其れは利己的な、一寸法師の「我」が探求する事なのではないのだ、と想う。お互の魂の純真な憧憬を尊ばなけれ …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「読売新聞」1920(大正9)年1月1日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
失敗
(
フェイル
)
趨
(
おもむ
)
何
(
ど
)
題名が同じ作品
断想
(新字旧仮名)
/
北条民雄
(著)