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『昭和十五年度の文学様相』
ふりがな文庫
『
昭和十五年度の文学様相
(
しょうわじゅうごねんどのぶんがくようそう
)
:
現代文学の多難性
(
げんだいぶんがくのたなんせい
)
』
今年の文学ということについて大略の印象をまとめようとすると、一つの特徴的な様相がそこに浮んで来るように思う。 それは作品と作家との間に生じた問題とも云える種類のものである。私たちが偏らない心で今年の文学を思いかえしたとき法外・格外の傑作、問 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「早稲田大学新聞」1940(昭和15)年12月18日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
勁
(
つよ
)
所謂
(
いわゆる
)
瞰
(
み
)
蠢
(
うごめ
)