『作家に語りかける言葉（さっかにかたりかけることば）：『現代文学論』にふれて（『げんだいぶんがくろん』にふれて）』
窪川鶴次郎さんの『現代文学論』の、尨大な一冊を読み進んでゆくうちに、特別感興をそそられたことがある。それは、論ぜられているそのことが、論として読者である私を承服させるというばかりでなく、一つ一つと読み深めてゆくにつれて私のなかの作家としての …
著者宮本百合子
ジャンル文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出「日本評論」1940（昭和15）年3月号
文字種別新字新仮名
読書目安時間約16分（500文字/分）
朗読目安時間約27分（300文字/分）