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『濡れた葦』
ふりがな文庫
『
濡れた葦
(
ぬれたあし
)
』
女中にきいてみると、こゝでは朝御飯しか出せないと云ふことで、ふじ子はがつかりしてしまつた。子供たちは、いかにも心細さうにあたりをながめてゐる。ふじ子はひよいとしたら、丼物でもとつてもらへるかも知れないと、女中に、何か食べものを取りよせてもら …
著者
林芙美子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約37分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
付
(
わた
)
道
(
だう
)
垢
(
く
)
財産
(
たから
)
我
(
われ
)
明存
(
みやうそん
)