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『かすかな声』
ふりがな文庫
『
かすかな声
(
かすかなこえ
)
』
信じるより他は無いと思う。私は、馬鹿正直に信じる。ロマンチシズムに拠って、夢の力に拠って、難関を突破しようと気構えている時、よせ、よせ、帯がほどけているじゃないか等と人の悪い忠告は、言うもので無い。信頼して、ついて行くのが一等正しい。運命を …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「帝国大学新聞 第八百三十三号」1940(昭和15)年11月25日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
嘲笑
(
ちょうしょう
)
媚笑
(
びしょう
)
就
(
つ
)
恥辱
(
ちじょく
)
拠
(
よ
)