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『心』
ふりがな文庫
『
心
(
こころ
)
』
淋しき日悲しき思ひ 吾が心弄し去んぬる。 あわれその心のすむは、 落寞の森の木ぬれか。 きゝなれし歌のしらべも、 今日も又、明日も消ゑゆく。 消ゑ去るを止むすべきなき、 この心、「総」むなしき。 …
著者
漢那浪笛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「沖縄毎日新聞」1909(明治42)年4月23日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
今日
(
けふ
)
弄
(
ろう
)
木
(
こ
)
明日
(
あす
)