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『かの日の歌【五】』
ふりがな文庫
『
かの日の歌【五】
(
かのひのうた【五】
)
』
◉ 気味わるき、 十二月の、ひねもす。 そとには、おやみなくそゝぐ雨、 軒端にみだらなる、なげかひ……… 苦るしまぎれに煙草をすふ。 音なき浪——けむりのなかに、 うす暗き人生は、哀れ寂しく! かゝみて——渦まく。 時々未練、眼をかする、 …
著者
漢那浪笛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「琉球新報」1911(明治44)年12月24日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
葬式
(
おくり
)
□
(
不明
)
襦袢
(
じゆばん
)
寂
(
さび
)