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『寒中の木の芽』
ふりがな文庫
『
寒中の木の芽
(
かんちゅうのきのめ
)
』
一、春の枝に花あり 夏の枝に葉あり 秋の枝に果あり 冬の枝に慰あり 二、花散りて後に 葉落ちて後に 果失せて後に 芽は枝に顕はる 三、嗚呼憂に沈むものよ 嗚呼不幸をかこつものよ 嗚呼冀望の失せしものよ 春陽の期近し 四、春の枝に花あり 夏の …
著者
内村鑑三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
慰
(
なぐさめ
)
冀望
(
きぼう
)
嗚呼
(
ああ
)
顕
(
あら
)