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篠
ふりがな文庫
“篠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しの
85.4%
ささ
6.3%
すず
2.1%
すす
2.1%
シヌ
2.1%
さゝ
1.0%
サヽ
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しの
(逆引き)
一杯飲んでいる内には、
木賊
(
とくさ
)
刈るという歌のまま、
研
(
みが
)
かれ
出
(
い
)
づる秋の
夜
(
よ
)
の月となるであろうと、その気で
篠
(
しの
)
ノ井で汽車を乗替えた。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
篠(しの)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ささ
(逆引き)
悲しい声も
能
(
よ
)
くは立てず、うつろな眼は意味無く動くまでで、鳥は
篠
(
ささ
)
むらや草むらに首を突込み、ただ暁の
天
(
そら
)
を切ない心に待焦るるであろう。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
篠(ささ)の例文をもっと
(6作品)
見る
すず
(逆引き)
そこにはわが親友Mの
義父
(
おとう
)
さんたる建築家のK大人が、もう顔を真赤にして小さく床柱に
凭
(
よ
)
りかかって、いい機嫌で旅のころもは
篠
(
すず
)
かけのう、篠かけのうであった。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
篠(すず)の例文をもっと
(2作品)
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すす
(逆引き)
春と言へどいまだ
篠
(
すす
)
吹く風さきに
楊
(
やなぎ
)
は枯れて影あらはなり
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
篠(すす)の例文をもっと
(2作品)
見る
シヌ
(逆引き)
池の辺の小槻の下の
篠
(
シヌ
)
な刈りそね。それをだに、君がかたみに、見つゝ偲ばむ(万葉集巻七)
古代民謡の研究:その外輪に沿うて
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
篠(シヌ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さゝ
(逆引き)
大江の上には帆走つてゐるやゝ大きい船もあれば、
篠
(
さゝ
)
の葉形の漁舟もあつて、漁人の釣して居るらしい様子も分る。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
篠(さゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
サヽ
(逆引き)
精霊流しの一脈の
澪
(
ミヲ
)
を伝うて行くと、七夕の
篠
(
サヽ
)
や、上巳の雛に逢着する。五月の鯉幟も髯籠の転化である。
盆踊りと祭屋台と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
篠(サヽ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“篠(ササ)”の解説
ササ(笹、篠、筱、筿、小竹)は、イネ科タケ亜科に属する植物のうち、その茎にあたる稈(かん)を包んでいる葉鞘が枯れる時まで残るものの総称。
(出典:Wikipedia)
篠
漢検準1級
部首:⽵
17画
“篠”の関連語
笹
“篠”を含む語句
小篠
篠懸
篠原
篠山
篠掛
篠竹
長篠
篠村
飯篠
篠崎小竹
飯篠長威斎
篠崎竹雲斎
青篠
篠井
亀篠
小篠堤
篠突
秋篠
篠笹
篠笛
...
“篠”のふりがなが多い著者
幸田露伴
林不忘
壺井栄
吉川英治
ギルバート・キース・チェスタートン
北原白秋
泉鏡花
ロマン・ロラン
泉鏡太郎
高浜虚子