“篠山”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
ささやま	72.7%
さゝやま	18.2%
しのやま	9.1%

ささやま

窯はその国の古い都篠山（ささやま）から、そう離れたところではありません。立杭（たちくい）と呼ぶ村で、今は兵庫県内の多紀（たき）郡今田（こんだ）村に属します。

手仕事の日本 (新字新仮名) ／ 柳宗悦(著)

さゝやま

故（わざ）と下（お）りて見（み）た篠山（さゝやま）の驛（えき）のプラツトホームを歩行（ある）くのさへ、重疊（ちようでふ）と連（つらな）る山（やま）を見（み）れば、熊（くま）の背（せ）に立（た）つ思（おもひ）がした。酒顛童子（しゆてんどうじ）の大江山（おほえやま）。

城崎を憶ふ (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)

しのやま

幾人かの医者にも診察させてみたり、篠山（しのやま）というところの、権現滝にも打たせたりしたそうであるが、なにをやってみても効果はあらわれなかった。

その木戸を通って (新字新仮名) ／ 山本周五郎(著)

篠	漢検準1級 部首:⽵ 17画
山	常用漢字 小１ 部首:⼭ 3画