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暮靄
ふりがな文庫
“暮靄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼあい
93.8%
ぼあゐ
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼあい
(逆引き)
一時間ほどして船が再び
棧橋
(
さんばし
)
に着いた時、
函館
(
はこだて
)
の町はしらじらとした
暮靄
(
ぼあい
)
の中に包まれてゐたが、それは
夕
(
ゆふ
)
べの港の活躍の時であつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
千駄木
(
せんだぎ
)
の
崖上
(
がけうえ
)
から見る
彼
(
か
)
の広漠たる市中の眺望は、今しも蒼然たる
暮靄
(
ぼあい
)
に包まれ一面に煙り渡った底から、数知れぬ
燈火
(
とうか
)
を
輝
(
かがやか
)
し
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
暮靄(ぼあい)の例文をもっと
(15作品)
見る
ぼあゐ
(逆引き)
壁は
蒼茫
(
さうばう
)
たる
暮靄
(
ぼあゐ
)
の色をなし、幾十の年光に
侵蝕
(
しんしよく
)
せられて、所々危うげなる所なきにあらず。我常に之に対して思ふ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
暮靄(ぼあゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
靄
漢検1級
部首:⾬
24画
“暮”で始まる語句
暮
暮方
暮色
暮夜
暮春
暮田正香
暮合
暮々
暮六
暮果
“暮靄”のふりがなが多い著者
押川春浪
南部修太郎
吉川英治
斎藤茂吉
和辻哲郎
永井荷風
石川啄木
太宰治
中原中也
田山花袋