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春寒
ふりがな文庫
“春寒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はるさむ
79.2%
しゆんかん
12.5%
はるさ
4.2%
しゅんかん
4.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるさむ
(逆引き)
突然こんな話を聞かされた私も、いよいよ広い座敷の
春寒
(
はるさむ
)
が襟元まで押寄せたような心もちがして、「
成程
(
なるほど
)
」と云う元気さえ起らなかった。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
春寒(はるさむ)の例文をもっと
(19作品)
見る
しゆんかん
(逆引き)
夜哭きする食用蛙風にゐて
春寒
(
しゆんかん
)
なれや
咽喉
(
のみど
)
つづかず
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
春寒(しゆんかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
はるさ
(逆引き)
笑うと口の
奥
(
おく
)
がくらく見えた年よりのことである。
春寒
(
はるさ
)
むの道ばたに、ただの日光をうけた
蕾
(
つぼみ
)
をふくらませていた山吹である。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
春寒(はるさ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しゅんかん
(逆引き)
将軍に従った軍参謀の一人、——
穂積
(
ほづみ
)
中佐
(
ちゅうさ
)
は
鞍
(
くら
)
の上に、
春寒
(
しゅんかん
)
の
曠野
(
こうや
)
を眺めて行った。が、遠い
枯木立
(
かれこだち
)
や、路ばたに倒れた
石敢当
(
せきかんとう
)
も、中佐の眼には映らなかった。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
春寒(しゅんかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“春寒”の意味
《名詞》
春 寒 (しゅんかん, はるさむ)
春になってからのぶり返した寒さ。
(出典:Wiktionary)
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
“春寒”と季節(春)が同じ季語
食物|
夏蜜柑
松露
貽貝
山葵漬
花烏賊
行事|
卒業式
植物|
柳
花水木
霧島躑躅
蓬
山桜
時候|
彼岸
晩春
睦月
春
四月
天文|
春雨
朧
霞
春陰
比良八荒
地理|
薄氷
苗代
春泥
残雪
雪間
動物|
山繭
虻
古巣
松毟鳥
桜貝
人事|
卒業
春衣
春炬燵
入学試験
田楽
“春寒”と分類(時候)が同じ季語
春|
春分
花時
三月
清明
早春
夏|
小満
三伏
盛夏
土用
極暑
秋|
立秋
残暑
仲秋
朝寒
霜降
冬|
霜月
除夜
節分
師走
短日
新春|
正月
元旦
新年
今年
“春”で始まる語句
春
春日
春風
春秋
春雨
春水
春信
春霞
春宵
春蚕
“春寒”のふりがなが多い著者
山東京山
壺井栄
高浜虚子
泉鏡太郎
北原白秋
林不忘
夏目漱石
永井荷風
泉鏡花
与謝野晶子