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古草鞋
ふりがな文庫
“古草鞋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふるわらじ
87.5%
ふるわらぢ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるわらじ
(逆引き)
隠居した後も、道を行きつつ
古草鞋
(
ふるわらじ
)
を拾って帰り、水に洗い日に
曝
(
さら
)
して自ら
剉
(
きざ
)
み、出入の左官に与えなどした。しかし伊兵衛は
卑吝
(
ひりん
)
では無かった。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
青、黄に、朱さえ交った、
麦藁
(
むぎわら
)
細工の朝鮮帽子、唐人笠か、尾の
尖
(
とが
)
った高さ三尺ばかり、
鯰
(
なまず
)
の尾に似て非なるものを頂いて。その癖、
素銅
(
すあか
)
の
矢立
(
やたて
)
、
古草鞋
(
ふるわらじ
)
というのである。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
古草鞋(ふるわらじ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ふるわらぢ
(逆引き)
高〻とズボンを捲り上げて、
古草鞋
(
ふるわらぢ
)
を着けさせられた晩成
子
(
し
)
は、何処へ行くのだか分らない
真黒暗
(
まつくらやみ
)
の雨の中を、若僧に随つて出た。外へ出ると驚いた。雨は横振りになつてゐる、風も出てゐる。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
古草鞋(ふるわらぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
鞋
漢検1級
部首:⾰
15画
“古草”で始まる語句
古草
古草履
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脚絆草鞋
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“古草鞋”のふりがなが多い著者
小島烏水
幸田露伴
中里介山
柳田国男
森鴎外
山本周五郎
泉鏡花