“齋藤主計”の読み方と例文
読み方割合
さいとうかずへ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身はいにしへの齋藤主計さいとうかずへが娘に戻らば、泣くとも笑ふとも再度原田太郎が母とは呼ばるゝ事成るべきにもあらず、良人に未練は殘さずとも我が子の愛の斷ちがたくば離れていよ/\物をも思ふべく
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
はいにしへの齋藤主計さいとうかずへむすめもどらば、くともわらふとも再度ふたゝび原田太郎はらだたらうはゝとはばるゝことるべきにもあらず、良人おつと未練みれんのこさずともあいちがたくははなれていよ/\ものをもおもふべく
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)