“主計”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かずえ73.3%
かずへ20.0%
かぞへ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急使のもたらしたその書面は、やがて席を一巡して、松平元康の所へ来て終った。元康も一読をすまして、朝比奈主計かずえの手から義元の前へ返した。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
掛るに家老本田外記中村主計かずへ進み出一通り挨拶あいさつをはる時兩人は何等の御用に候や伺ひ奉つらんと申ければ小左衞門はかたち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
弘賢は前年壬午に豊後の人田辺主計かぞへに書を与へた時、田辺をして菅茶山の起居を問はしめた。又同じ年に茶山は歌を弘賢に贈つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)