“鷹匠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかじょう68.2%
たかしやう9.1%
たかしょう9.1%
たかじゃう4.5%
たかじよ4.5%
たかづかひ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鷹匠たかじょうが鷹を据えて通るのも、やがて冬の近づくのを思わせた。町へ出ると、草鞋わらじを吊るした木戸番小屋で鰯を買っているのが見えた。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
十二人の内四人は將軍と同じよそほひをした近習連、四人は鷹匠たかしやう、あとの四人は警衞の士で、微行とは言ひ乍ら、此時代にしては恐ろしく手輕です。
それまでは卑禄ひろくのお鷹匠たかしょうであったということ、だから他の三河以来の譜代とは違って、僅々きんきんこの十年来の一代のお旗本にすぎないということ
ヂュリ histヒスト! ローミオー! histヒスト!……おゝ、こちの雄鷹をたかをば呼返よびかへ鷹匠たかじゃうこゑしいなア、囚人とらはれゆゑこゑしゃがれて、高々たか/″\とはばぬ。
しかるべき民謠集みんえうしふなかに、金澤かなざは童謠どうえうしるして(とんびのおしろに鷹匠たかじよる、あつちいてさい、こつちいてさい)としたるはきが、おしろにちうして(おしろ)としたには吃驚びつくりなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ながく翼を驅りてしかも呼ばれず鳥も見ず、あゝ汝下るよと鷹匠たかづかひにいはるゝ鷹の 一二七—一二九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)