“鷹野”の読み方と例文
読み方割合
たかの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お将軍さまがお鷹野たかのや、ゆうべのように外出あそばさるときに、お徒歩かちでお守り申し上げる役目と相場が決まってるんでがしょう。
鷹野たかのに行くよりも身軽だった。保津川を渡り、丹波口から水尾みずのおへ上ってゆく。道は嵯峨さが村の本道から登るよりもはるかにけわしい。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鷹野たかの野驅のがけ、遠乘りに頃合なので、代々の將軍始め、大名、旗本、諸家の留守居、若侍達に、一番人氣のあつた遊び場所でもあつたのです。