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騷動
読み方 | 割合 |
さうどう | 66.7% |
さわぎ | 16.7% |
さうだう | 8.3% |
そうどう | 8.3% |
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ぞ
刎たりけり
斯りし程に
所の
村役人等は二ヶ所にての
騷動を聞傳て追々に馳集り先友次郎等を
取圍み事の樣子を聞けるに友次郎は
容を
『はい、はい、どんな
事でも/\。』と、
答へたが、
夫に
就けても
氣遣はしきは
海底戰鬪艇の
工事の、
吾等が
斯る
騷動を
引起した
爲に、
痛く
妨げられたのではあるまいかと
立花
左仲は此
騷動を聞と
等く
安間の
宅へ
忍び入二百兩
奪ひ取りて
逐電せしかば
嘉川家
宅番の者より此段大岡殿へ屆け出しなり
この
二首の
歌も、
恐らく、いすけより
媛のお
歌でも、お
作でもなく、またさうした
惡人が、
騷動を
起さうとしてゐる、
注意をなさい、といつた
意味のものでもありますまい。