“饗應”のいろいろな読み方と例文
新字:饗応
読み方割合
もてなし46.2%
きやうおう30.8%
もてな15.4%
もてなす7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
走るさまは、「コルソオ」の競馬にも似ずや。我家にゆき着かば、樂しき世を送らせん。神の使もえけぬやうなる饗應もてなしすべし。
語れば彌次六は先年の事を思出し早速さつそくむかへ能こそ御たづね下されしと夫より種々しゆ/″\饗應きやうおうに手をつくしける天一坊は大膳を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
こつそりとおばあさんのゆめ にすゞめがしのびこんでて、そしてとほくのとほくの竹藪たけやぶの、自分等じぶんらすゞめのお宿やどにつれてつておばあさんをあつくあつく饗應もてなしたといふことです。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
然程さるほどに穀屋平兵衞は穀物の代金を受取んとて一人ともつれ關宿領せきやどりやう坂戸村さかとむらなる庄右衞門の方へ到りけるに庄右衞門は久々ひさ/″\御來臨おいでなりと種々いろ/\馳走ちそうして饗應もてなすにぞ平兵衞も思はず時刻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)