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風趣
ふりがな文庫
“風趣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふうしゅ
44.4%
おもむき
33.3%
ふうしゆ
11.1%
ふうち
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふうしゅ
(逆引き)
抱一
(
ほういつ
)
が句に「
山茶花
(
さざんか
)
や根岸はおなじ垣つゞき」また「さゞん花や根岸たづぬる革ふばこ」また一種の
風趣
(
ふうしゅ
)
ならずや
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
風趣(ふうしゅ)の例文をもっと
(4作品)
見る
おもむき
(逆引き)
見れば木立も枯れ/″\、細く長く垂れ下る枝と枝とは左右に込合つて、思ひ/\に延びて、いかにも初冬の
風趣
(
おもむき
)
を
顕
(
あらは
)
して居た。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
風趣(おもむき)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふうしゆ
(逆引き)
次手
(
ついで
)
にちよつとつけ加へれば、中村君は古人の随筆の佳所と君の
所謂
(
いはゆる
)
「古来の
風趣
(
ふうしゆ
)
」とを同一視してゐるやうである。が、僕の「枕の草紙」を愛するのは「古来の風趣」を愛するのではない。
解嘲
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
風趣(ふうしゆ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ふうち
(逆引き)
昔風
(
むかしふう
)
の
門
(
もん
)
を
入
(
はひ
)
ると
桑園
(
くはゞたけ
)
の
間
(
あひだ
)
を
野路
(
のみち
)
のやうにして
玄關
(
げんくわん
)
に
達
(
たつ
)
する。
家
(
いへ
)
は
僅
(
わづか
)
に
四間
(
よま
)
。
以前
(
いぜん
)
の
家
(
いへ
)
を
壞
(
こは
)
して
其古材
(
そのふるざい
)
で
建
(
たて
)
たものらしく
家
(
いへ
)
の
形
(
かたち
)
を
作
(
なし
)
て
居
(
ゐ
)
るだけで、
風趣
(
ふうち
)
も
何
(
なに
)
も
無
(
な
)
いのです。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
風趣(ふうち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“風趣”の意味
《名詞》
風 趣(ふうしゅ)
ある景観から感じられる、趣や味わい、風情。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
趣
常用漢字
中学
部首:⾛
15画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風靡
風呂敷包
“風趣”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
国木田独歩
谷崎潤一郎
島崎藤村
吉川英治
正岡子規
芥川竜之介