“里閭”の読み方と例文
読み方割合
りりょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賽児これより妖術に通じ、紙を剪(き)って人馬となし、剣(けん)を揮(ふる)って咒祝(じゅしゅく)を為(な)し、髪を削って尼となり、教(おしえ)を里閭(りりょ)に布(し)く。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ボルネオの海(シイ)ダヤク人はタウ・テパン(飛頭蛮(ろくろくび))を怖るる事甚だし、これはその頭が毎夜体を離れ抜け出でて、夜すがらありたけの悪事を行い、旦(あした)近く体へ復(かえ)るので里閭(りりょ)これと交際を絶ち
鴻雁(こうがん)翔天(しょうてん)の翼(つばさ)あれども栩々(くく)の捷(しょう)なく、丈夫(じょうふ)千里の才あって里閭(りりょ)に栄少(すくな)し、十銭時にあわず銅貨にいやしめらるなぞと、むずかしき愚痴(ぐち)の出所はこんな者とお気が付かれたり。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)