選擇せんたく)” の例文
新字:選択
どんな書物しよもつでもといふことは、はなはだボンヤリしてゐるやうであるが、實際じつさい、一たい書物しよもつなり、書物しよもつ選擇せんたくといふものは、各人かくじん自由じいうまかせるほかはない。
読書の態度 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しかも、幼蟲えうちう出易でやすくするためであらう、はちあきらかにこまかいつち選擇せんたくけてゐるらしかつた。
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
おな風土ふうどでも、ひと年齡ねんれいによつて適否てきひちがふ、おな年齡ねんれいでも體質たいしつ職業等しよくげふとうしたがつ選擇せんたくちがふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
婦人ふじんも、婦人ふじんたるよりきに、人間にんげんなのだから、書物しよもつ選擇せんたくなどに拘泥こうでいせず、んな書物しよもつでも、よくんでみるがよい。また實際じつさい現代げんだいでは、どんな書物しよもつでも、みつゝあるのだらうとおもふ。
読書の態度 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)